ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
「37度9分か…。 大分下がったな。」
体温計を見ては言う。
ブルックリンが風邪をひいてしまったので看病しているのだ。
「愛の力だ「愛は関係ないだろ。 というか早く寝ろ。」
はそう言い、
体温計をベッドの脇のテーブルに置き、布団をブルックリンに深く掛け直してあげた。
「僕が治って、に風邪がうつったら…僕が看病するね」
ベッドの隣の椅子に腰掛けたの方を向いて、微笑む。
「風邪はひかないから大丈夫だよ。 ……僕がここにいると寝ないみたいだから出て行くね。」
椅子から立ち上がり背を向けてドアへ向かおうとしたとき時。
「…バカは風邪をひかないっていうよねー…」
「なっ…バカはないだ…っ」
と振り向いた瞬間に、腕を引っ張られ、はベッドへと倒れる。
さっきが深く掛けた掛け布団が、いつの間にかのけてあった。
「狙って言ったな…」
「今日は…ここにいて。」
「はぁ……いいけど…。 あんな行動する前にそれを言え。 心臓に悪い。」
2人で布団をかぶり、はブルックリンが寝たのを確かめてから、自分も眠りについた。
―――――――風邪をひいている時は、いつもより寂しくなるんだよ
・・ 後書き ・
さ、最初の方冷たいなヒロイン…!!
あ、あれ、これどちらかというとヒロインの方が相手役っぽく(?)…orz
うう…しかもありがち風邪ネタ… ってブルックリンは風邪ひくのだろうか?(←
今回はMARヒロインでブルックリン夢でした。
この子はツンがあってもデレがあまり無いタイプなのですが、
ブルックリン相手だとほんの少しはデレが出る、みたいです…(何故
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
2007 / 10 / 28 書き
2007 / 11 / 14 UP