「はい、隼人」

「ありがとう」




「これで12回目だね、隼人にチョコ渡すの」

「幼稚園の頃からだからな」

今日はバレンタイン。 幼馴染のがチョコを渡しに赤羽の家へ来た。
彼女がチョコレートを渡してから赤羽の家にあがるのも毎年のこと。
赤羽は2人分の紅茶をいれる。
リビングのソファに座ったの横には大きめの紙袋がたたんで置いてある。
盤戸のメンバーにも渡してきたのだろう。

「はい。 ミルクティーでよかったかい?」

「うん、ありがと」

紅茶を机に置き、赤羽はの隣に座る。

「開けてもいいかい」

「どうぞ」

一言返し、は紅茶を口に運ぶ。
綺麗にラッピングされた箱を開けると、笑みがこぼれた赤羽。
味と形は毎回違うが、チョコレートの端には昔と変わらず。
『友チョコ』とホワイトのチョコペンで文字が書かれているのだ。

「いつまで僕は、君の”幼馴染”のままのかな」

「の…?!」

顔を真っ赤にする。 思わず紅茶をこぼしそうになった。
ああ、相変わらずわかりやすい性格だな、と赤羽は思う。
が自分のことを好きなのは前から気づいている。
彼女が告白することがはずかしくて言えないことも。

「好きだよ、

「………!!」

でも彼女はまだ赤羽の気持ちは知らなかった。

「…わ、私も、隼人のこと……す…好き、だよ…」

赤羽のほうは向かないだったが、真っ赤な顔をしているのはわかる。

「とっ?!」

「しばらくこのままでいさせてくれないか」

赤羽は、ふ、と微笑んでからを抱きしめると、彼女は更に顔を赤くした。



「…そ、そろそろ離して隼人……」

あれから何分も無言の時間が経ち、たえられなくなったが口を開く。
ただでさえ心臓がドキドキしているのに、ずっと抱きしめられたままなのだ。

「フー。 それはできそうにないな。 今日は帰さないから。」

「!?」



―――――――― Happy Valentine !






・・ 後書き ・
赤羽さんでバレンタイン夢でした!
どのキャラにしようか迷った結果、彼になりました。
夢主は今までの短編とは違い、この短編だけの設定です。
(デフォルト名が ひらがな から漢字になっただけなのは管理人が名前を考えていないだけです(オイ)
ツンデレヒロイン目指したのですが…さて、これはそうと言えるのだろうか(苦笑)
話の方は…甘くなってたらいいなあ、と…^^;

そしてUPしてから気づいたのですが、話の中でチョコまだ食べてない(ぁ
…ヒロインをはなした後食べたことにしてください(笑)

ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

2009 / 2 / 14