パソコンを使ってのイラストの描き方。
普段こんな風に描いてるのか、と思って楽しんで頂けたらな、と…!
もし、何か参考になる部分があったら幸いです^^


1.線画


 線画はアナログで描きます!
 (今回、下書きの下書きがありますが、直接 紙に描いていく時の説明で進めていきます。)


 < 用意 >
  ・漫画練習用紙 B5半上質紙 90kg
  ・下敷き

  ・シャーペン
  ・シャー芯 ( 0.5mm )… PILOT ENO [ HB ]
  ・シャー芯 ( 0.5mm )… MITSUBISHI UNI [ B ] 、COLOR 消せるカラー芯 ミントブルー
  ・消しゴム Pentel Ain 、 E・KNOCK 事務用 MEDIUM

  ・School G 0.2~0.5(黒)
  ・COPIC DRAWING PEN F01
  ・COPIC MULTI LINER SP 0.03



 時によっては使わないものもありますが、
 基本はこのセット。+ 消しカスを払うためにティッシュ1枚です。
 練習用紙なのは、金せn(ry
 Ainの消しゴムは愛用中です^^



 まずは紙をセット。



 紙と下敷きをクリップで留めます。
 (下書きの下書きもあればそれも一緒にはさみます。)

 汗で紙が悪くならないように、手を置くための紙も2枚用意。
 2回折るだけでも大丈夫です。
 これは失敗したファックスでも、学校でもらってきてもういらない紙でも、
 とにかく裏が白で、インクが取れない紙ならなんでもOK。
 現にこれは学校でもらった授業のプリント←
 (1回作ったら、紙によっては結構何回でも使えます。 リサイクル!(ぇ)





 水色のシャー芯を使って、下書きの下書き開始。
 最初に、顔の位置を決めて、アタリを描きます。

 大まかな構図 → 細かく形を描く
 パーツの順番は、 顔の輪郭 → 前髪 → 体全般 → 顔 (鼻 → 眉 → 目 → 口)


 → 

 下書きの下書きが完成したら、普通のシャー芯(基本はHB)でなぞって下書きを書きます。
 この時にすでにペン入れ後と変わらない線画になっています。
 周りの余分な水色を消して、そのままスキャンにもっていっても大丈夫、かも。



 「 School G 0.2~0.5(黒)」でペン入れをしていきます。

   

 ペン入れは、前髪 → 顔の輪郭 → 髪全体 → 体 → 顔 の順番にやっています。
 この段階では目の中はペン入れしません。
 基本的に一直線。
 特に髪はなるべく強弱をつけて、すーっと毛先や上の方が細くなるように。
 顔の輪郭だけ、最終的に一直線になるものの、ガサガサ描きます。

 間違えた部分は修正せず、間違えた場所がわかるように、斜線や矢印を描いておきます;


 目の中をペン入れする前に、乾かして下書きを全て消します。
 その後、目の中の線の下書きを描き、
 「COPIC MULTI LINER SP 0.03」でガサガサとペン入れしていきます。

 → 

 まずは、真ん中の曲線。
 次にグラデーションっぽく、斜め×2・縦横に。 上の方を濃く。
 グラデを描く時に下書きがあると、
 重ね描きしていく内にインクが上手く紙にのらなくなってくるので、
 おおまかに斜め(/向き)を描いた後に下書きを消しておくのがいいです。


 線画の完成!




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2009 / 10 / 25