2.スキャン & 線画抽出


 OS : Windows XP
 使用ソフト : Adove Photoshop Elements 7.0
 使用ソフト : (これより下のバージョンでもできる、はず。 3.0では確認済み。)
 スキャナ : CanoScan LiDE 80


 線画をスキャンして取り込みます。
 「ファイル」 → 「読み込み」 → 「(スキャナ名)」

 プレビューがスキャンされたら、取り込む際の設定を変えます。
 メインと色調整は触りません。



 設定できたら、レッツ スキャン!



 作業画面はこんな感じ。



 7.0を初めて使った時、この濃い灰色のデザインにはビックリしました^^;




 スキャンしたての時は、レイヤーに鍵マークが付いているので、
 ダブルクリック → OK で外します。
 ※ これを忘れて進めていくと、くりぬいた部分が背景色に染まってしまうので注意!



 このままだとオレンジっぽい灰色や緑やら、1ピクセル単位の細かい粒子で色が入っているので、

 線画を 完全なモノクロ にします。

 「調整レイヤーを作成」 → 「色相・彩度...」を選択。
 色相 と 彩度 のバー?を一番 左 に移動し、OKをおします。

 → 


 ※ 線の濃さを変えたい場合はこの後。
   線画を見ながら、「レベル補正」や「明るさ・コントラスト」を適当にいじります。



 では、線画を抽出します。


  

 「自動選択ツール」を選択。
 設定 : 全てチェックを外します。 許容値は初期設定からいじってない…はず(オイ
 設定 : (右図参照。 ツールの設定は全て絵の上のバーに出ます。)

 どこでもいいので、線画の空白部分をクリック。
 線画以外の場所が選択されます。



 次にゴミを取ります。  正確には”取る”というより”選択範囲に追加”します。



 「選択ブラシツール」(モード : 選択範囲)を選択。

 ズームを100~200%にして、
 下図の矢印で示したような所を発見したら、消しゴムで消す感覚で消していきます。



 画面を移動しながら、線画の間など、隅々までチェックして消します。


 ゴミ取りを全て終わったら、「編集」→「カット」(または Ctrlキー+X )を実行。
 この後、ペン入れで失敗した所を消しゴムで消します。

 さて、白い部分が消え、線画の抽出完了です!
 (初期設定の場合、透明部分は 白と灰色のチェス盤 みたいな模様が背景に現れています。)






 と、下塗りに進む前にここで下準備。


 線画レイヤーのモードを「乗算」に変更します。





 線画レイヤーの下に、新規レイヤーを作成。

 「塗りつぶしツール」でその新規レイヤーに色をつけます。
 色は、濃く かつ 線画がきちんと見えるもの で。
 私は主に抹茶色か、少し濃い目の茶色を使っています。

 ↓レイヤーの設定。 「すべてのレイヤー」のチェックを外します。
  すると、線画レイヤーにまどわされず、一気に新規レイヤーが一色に染めることができます。


 み、右2つは今関係ないので何も触らなくてOKです;(図間違えました;)



 下準備 終わりました!  →下塗りへ進む




2009 / 10 / 25