4.影などを付ける作業  壱の巻


 使用ソフト : Adove Photoshop Elements 7.0 (前の2.に同じく)
 ペンタブ : Wacom intuos3 (A5 Wide)


 私はここでやっと、ペンタブの登場です!
 筆圧感知機能あり。
 ペンタブのプロパティの「ペン」は初期設定のまま。
 (プロパティ … PC画面の「スタート」→「すべてのプログラム」→(タブレット名)を見れば見つかると思います。)


 下塗りの時にレイヤーを作った順、つまり下のレイヤーのものから、影などをつけていきます。
 肌 → 髪 → 服 → 目 関連 → 目のハイライト



 まずは用意。
 一番下の塗りつぶしたレイヤー(抹茶色レイヤー)を、レイヤーの目アイコンクリックで視界から消しておきます。



 ツールは、「ブラシツール」の「ソフトエアブラシ」を使います。
 ※ 消しゴムツールのモード「ブラシ」の時も、「ソフトエアブラシ」を使用。



 「初期設定のブラシ」で3分の1過ぎたあたりにあります。
 (ブラシの見本にオンマウスすると、↑のような説明出現するので、それで確認。)
 サイズは後から変更可能なので、とりあえず、どんなサイズでも、見つけた「ソフトエアブラシ」を選択。


 忘れずに、設定も変えます。
 ▼を押すと下のような画面が出てくるので、「サイズ」と「不透明度」にチェック。



 不透明度は100%のまま。


 塗り方。

 基本的には、塗る部分より大きめのサイズで、
 筆圧は弱め、ブラシの円の中心を使います。
 ほわっと塗る場合は、円の外側(図で赤で塗った部分)を使って塗っていきます。

 以下、この円を「ブラシ円」と勝手に名づけて説明します^^(オイ

 塗る部分とブラシのサイズの比は、キャプチャ画像にブラシの円を入れたりしているので、
 そちらを参照していただけたら、と思います。


 ちなみに色は、アニメ塗りの時のように、下塗りの色との差がはっきりとあるといいです。
 よって、各部分につき1色しか使いません。



『 肌 』

 肌レイヤーの上に新規レイヤーを作成。 「影」と名前をつけます。


 次に、 Ctrlキー を押しながら、肌レイヤーのサムネイルをクリック。



 すると、肌レイヤーの色を塗った部分だけが選択されます。
 選択はそのままにして、さっき作った「影」レイヤーにブラシで描きこんでいきます。

 ※ここで 「影」レイヤーに切り替えて から描くことを忘れないように気をつけます。
  (よく忘れる人がここにいます←)


 まずは 首 から。
 これでもかってくらいの大きなサイズのブラシで、ほわっと塗っていきます。

 顔の真下は筆圧強め。
 ブラシ円の端を顔から少しはみ出させて、矢印の方向に動かします。
 次第に、塗り重ねたり、筆圧を強めたりしながら、濃淡をつけて首の下の方へと塗っていきます。



 出来上がりはこんな感じ。
 鎖骨は、ブラシのサイズを小さくして、線の上部分をなぞるように濃い目に。

 首が塗れたら、顔にはみ出した影を 消しゴムツール で消します。


 首を塗ったレイヤーの上に、新規レイヤーを作成。 (失敗した時のために一応)
 首を塗った色は、一旦 例の方法で視界から消します。



 これは筆圧弱めで、サイズを変えながら、ほわほわ塗っていきます。
 ※ 筆圧弱い時は、ブラシ円の中心を基準に色をつけます。

 やっぱり、濃淡をつけながら。 グラデーションっぽく。
 ブラシの動きは、色鉛筆や筆など、アナログで塗る感覚に近いかも。
 濃くしたい所 → 薄くしたい所 の向きですーっすーっと。
 最後の仕上げに、首の時のように 大きいサイズでぼかす感じにしたり。

 首にはみ出したものは、消しゴムツールで消します。


 他の部分も、上の2つと同じ方法で塗っていきます。
 終わったら、Ctrlキー+Dで 選択解除。
 塗る際に新しくレイヤーを作った場合は、「影」レイヤーと結合させます。

 ↓完成するとこんな感じ。



 ピースの手は、
 1.大きなサイズで円の端を使って、薄く大まかな影
 2.サイズを変えながら細かい影
 (必要に応じて新規レイヤー作成、全て塗り終わったら「影」レイヤーと結合)
 3.消しゴムツールではみ出した部分を消す。 (モード:「ブラシ」も使用)
 4.少し大きめサイズで円の端を使って、塗り重ねて整える
 の順で塗りました。


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2009 / 10 / 25